管理センターから新しい家族の元へ

フォスター・ファミリーのマニュアル(になったらいいな)

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はじめに

2008年5月のある日、知り合いを経由して、我が家に仔猫がやってきました。

某県 動物管理センターに持ち込まれ、地元の愛護活動家に保護された仔猫たちです。

里親が見つかるまでの フォスター、預かりボランティア、それが私の役目でした。

管理センターに持ち込まれた仔猫は7匹いました。

うち1匹は失明の危険ありということで緊急手術を受け、(免疫不全にて死亡)

残る6匹のうち3匹を知人が、あとの3匹を私がお預かりしました。

6匹の中には、まだ離乳を終えていない仔猫が含まれていました。

それも生育不良児。生後1か月にして生後10日前後〜2週間の体重しかない猫が2匹

(6匹はカリシウィルス感染症ー通称猫風邪に罹患。うち一匹は下痢)

フルタイムで働く知人に、離乳前の子の面倒は無理。

そこで知人は、乳飲み児を育てた経験をもつ私に、協力を依頼してきたのでした。



我が家に着てからおよそ2週間・・・仔猫たちは全員死んでしまいました。

私がお預かりした3匹と、知人宅にいた3匹のうち1匹が死亡。

残る2匹は体力があるうちに保護主のもとへ引き取られましたが死亡。

そして誰もいなくなりました。


仔猫たちは致死率の高い感染症に罹患していました。

持ち込まれた動物管理センターで感染したようです。


パルボウィルス、正式症名 猫汎白血球減少症(FPL)別称 猫ジステンバー。

致死率90% 

人間の感染症に例えるなら、エボラ出血熱(エボラウィルス)並に致死率が高いウィルスです。

栄養状態が悪く、抵抗力のない野良仔猫の命をたちどころに奪う恐怖のウィルスです。

発症からたった1日で死に至ることも珍しくありません。

治療の甲斐なく、どの子も助かりませんでした。

あの死に様を、今でも鮮明に憶えています。苦しんで苦しんで死んで行きました。


全てが終わったあとの虚脱と放心から覚めた私は怒り狂いました。

あまりにも安易に預かりを引き受けた自分に、

そして杜撰なベルトコンベアー式保護のやりかたにです。

同時に・・・恐れおののきました。

もしかしたら・・・私達はそこいらじゅうにパルボウィルスを撒き散らしたかも知れない。



ようこそおいでくださいました。

このブログは、愛護のあり方をみなさんと一緒に考えるブログです。

また、欧米に立ち遅れた日本の動物愛護精神の向上を願って開設致しました。

ただし・・・バランスをとることを常に心がけて。

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